【肩の痛み、首・肩のコリ改善】肩甲骨はがしの効果を高める3つのポイント

肩甲骨はがし

この記事を書いた人

小泉誠 小泉誠 グロウゲート代表

パーソナルトレーナー 
柔道整復師 
ボクシングトレーナー
世田谷区用賀にある体幹トレーニング専門サロン「グロウゲート」代表。2016年より当サロンを運営し、40代50代のトレーニングやコンディショニング、ダイエットに従事している。

目次

肩甲骨の重要性

肩甲骨は上腕骨と肩甲上腕関節(一般的に肩関節と言われる部位)や肋骨と肩甲胸郭関節などを形成し、肩の動きに重要な役割を担っています。肩甲骨周囲が硬いと肩の動きが悪くなり、肩の痛みや肩、首のこりなどの原因になります。そこで重要なのが、肩甲骨の可動性を改善する肩甲骨はがしです。

肩甲骨に関して詳しくはこちら

肩甲骨はがしに欠かせない3つのポイント

肩甲骨はがしをする上で欠かせない場所があります。それは「肩甲骨の関節下結節・烏口突起・鎖骨」です。

肩甲骨

肩甲骨はがしの施術はよく見かけますが、体部のきわ(内側縁や外側縁に沿った部位)をほぐすだけのことが多く、意外とこの3つは抜けていることがよくあります。しかし肩甲骨の可動性改善には絶対にかかせない部位です。

関節下結節

肩甲骨関節窩(上腕骨骨頭と肩関節を形成する場所)の下部分で、上腕三頭筋長頭の起始部になります。ここが硬くなると肩の外転や挙上などの動きが悪くなり、肩関節への負担が大きくなり肩の痛みを誘発させてしまいます。

烏口突起

烏口突起とは肩甲骨が前方にせり出している部分で小胸筋や上腕二頭筋短頭、烏口腕筋が付着しています。特に小胸筋が硬く短縮すると肩甲骨の前傾が強くなり、猫背を増強させてしまいます。

鎖骨

鎖骨には肩甲骨の動きに関わる筋肉や、肩関節を動かす筋肉が多く付着しています。特に大胸筋が硬くなり短縮すると、巻き肩のような姿勢になりやすく、肩や首のこりなどの大きな原因になります。

動画でご紹介

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