内ももを引き締めに最適なバランスボールエクササイズ7選

この記事を書いた人

小泉誠 小泉誠 グロウゲート代表

パーソナルトレーナー 
柔道整復師 
ボクシングトレーナー
世田谷区用賀にある体幹トレーニング専門サロン「グロウゲート」代表。2016年より当サロンを運営し、40代50代のトレーニングやコンディショニング、ダイエットに従事している。

目次

脚の見栄えに内ももが重要な理由

女性の悩みのパーツ上位に入るのが「内もものたるみ」です。あなたも内ももがたるんでいる、引き締まっていないと悩んでいませんか?

内ももを引き締めるには内ももにある筋肉(主に内転筋群)を鍛えていく必要があります。内転筋群は基本的には内側に動かす、捻るといった動作になります。

【内ももがなぜ脚の見栄えに大きく関わるのでしょうか?】

太腿

人の体は正面から見た時、太ももの前面だけでなく内側(内もも)が見える割合も大きく占めています。なので引き締まっている、たるんでいるというのがすぐにわかりやすいのです(次章「内ももにある筋肉」の筋肉のイラスト参照)。

内ももにある筋肉

下半身筋肉

内ももには以下の筋肉があります。

  • 大内転筋
  • 長内転筋
  • 短内転筋
  • 薄筋
  • 恥骨筋

また太もも前面の筋肉ですが、内ももの引き締めには「内側広筋(大腿四頭筋)」も大きく関与します。

基本的に内ももを引き締めるには内転筋群を鍛える必要があります。内転筋群は主に「股関節の内転、内旋、屈曲」という動作に関わります。

簡単に言うと脚を内側に動かす、内側に捻る、前に曲げる動作です。

内ももがたるみやすい原因

  • 脂肪細胞が外ももより内ももに多く存在している
  • 外ももには腸脛靭帯がある
  • 外側に荷重しやすい

体の中で白色脂肪細胞が多い部位はお腹周囲や太ももですが、太ももの中でも外側より内側に多く存在しています。さらに外側は腸脛靭帯があるので、張りがありたるみにくいのです。

人間の体や日常の動きの中では、外側に荷重や重心をかけることが多いという特徴があります。足を外側に出すことはあっても内側に出すことって少ないですよね?

こういったことから内側の筋肉を頻繁に使っているわけではないこともたるみやすい要因に挙げられます。

バランスボールで鍛えるメリット

バランスボールで内ももを鍛える最も大きなメリットは、体幹も一緒に鍛えることができることです。

よく紹介されている内もものエクササイズは内もも(内転筋群)単体で鍛えるメニューです。しかしバランスボールを使って鍛えれば、体幹も一緒に鍛えることができ、より代謝向上や姿勢改善といったことにも効果的です。

動画でエクササイズのご紹介

まとめ

内ももはきちんと鍛えれば綺麗に引き締まります。バランスボールで楽しく、さらに体幹も鍛えて引き締まったボディラインを目指していきましょう。

【参考文献】
1.プロメテウス 解剖学アトラス
2.運動学とバイオメカニクスの基礎
3.基礎バイオメカニクス第2版
4.体脂肪 脂肪の蓄積と分解のメカニズム
5.よくわかる最新医学 体脂肪

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