体幹が弱い中高年の典型的な特徴
体幹が弱い中高年の典型的な特徴は「姿勢が悪い・疲れやすい・バランスが悪い」この3つです。例えば重いものを持てるなど腕力(筋力)などが強くても、体幹が弱いと疲れやすかったりバランスが悪く転びやすくなります。さらに姿勢の悪さから肩こりや腰痛などの慢性痛持ちなことも特徴として挙げられます。
体幹が弱いとどうなる?
体幹が弱くなると次のような弊害が起こりやすくなります。
- 姿勢が悪い(猫背気味)
- 疲れやすい
- 肩こりや首痛がひどい
- 腰痛になりやすい
- 転びやすい
姿勢が悪い
体幹部には抗重力筋という地球の重力に抗し姿勢を保つ筋肉が多く存在しています。体幹が弱い人は抗重力筋が弱いので、姿勢を適切に保つのが難しくなります。
疲れやすい
体幹部主に身体を支える役割があります。弱くなると身体を支えるのが大変になり疲れやすくなります。
肩こり、首痛
体幹が弱くなり姿勢が悪くなると(例えば猫背など)、頭が前に垂れ下がりやすくなります。頭が前に出ると首や頭を支えている筋肉(僧帽筋上部など)に負担がかかり、肩こりや首痛が起こりやすくなります。
腰痛
これも姿勢の悪化などから起こる要因として挙げられます。また体幹が弱いと筋肉の連動性が悪くなるので、特定の部位に局所的に負担がかかることが多くなります。それによって腰痛が起こってしまうことがあるのです。
転びやすい
体幹部はバランス能力に大きく関わるので、体幹が弱くなれば、自然とバランスが悪くなり転びやすくなってしまいます。
体幹が弱い人におすすめエクササイズ
体幹が弱いと感じる人はまずはプランクを毎日続けてみましょう。プランクは忙しい人でも日常生活で手軽に取り入れられます。まずは30秒から始めて、少しずつ時間を延ばしてください。
プランクのやり方
- 肩の下に肘をつく。腕の幅は肩幅程度で平行になるように。
- 頭からかかとまでが一直線になるようにして、肘とつま先で身体を支えるようにする。
- おへそを天井の方に引き込むようにしてお腹の力が抜けないようにする。
注意点
- 頭が下がらないようにする
- お腹が下がったり上がりすぎたりしないようにする。
プランクの効果
- 姿勢が良くなる
- 筋肉の連動性の向上
- 基礎代謝の向上
まとめ
体幹が弱いと様々な弊害が起こります。特に体幹は加齢に伴い弱くなりがちです。今回は体幹が弱い中高年の特徴を挙げましたが、思い当たることがある方がまず、プランクからで大丈夫ですので始めてみてください。