40代を過ぎると背中に脂肪がつきたるみやすくなってきます。そんな背中の
背中にある筋肉
背中の筋肉で代表的なのは広背筋ですが、実は他にもたくさんの筋肉があります。中には普段の生活で使われにくい筋肉もあり、それがたるむ原因になります。比較的主要な背面筋群をご紹介します。
- 広背筋
-
背中の下部(肩甲骨の下側あたり)から仙骨にかけて付いている人体の中でも特に大きい筋肉です。逆三角形を形成するなどボディラインに重要な筋肉です。
主な働きは肩の伸展、内転、水平外転、内旋です。分かりやすく言うと何かを引っ張ったりするような肘を引く動作をイメージすると分かりやすいです。
- 大円筋
-
肩甲骨の外側や下角から上腕骨小結節稜にかけて付いている筋肉で、脇の下にある筋肉です。広背筋と似た働きを持ち、広背筋の補助をしています。よく女性がブラジャーの線にぜい肉が乗る、というような表現をしますが、解消するためには大円筋を鍛えることが必要です。
- 僧帽筋
-
背中の真ん中から上部、首にかけて広がる大きな筋肉で、上部線維、中部線維、下部線維に分かれていて、それぞれ働きが異なります。肩甲骨の動きに大きく関与することや頭が前に倒れないようにさせる働きもあり、肩こりに深く関わっている筋肉なので、きちんと状態を整えることが審美的にも健康面に関しても重要になります。
- 菱形筋
-
背中の上部に位置し、左右の肩甲骨の間にあるようなイメージの筋肉です。上側が小菱形筋、下側が大菱形筋といい、両方とも肩甲骨を内転(真ん中に寄せる)させる作用があります。大胸筋と拮抗関係にあり、菱形筋が弱くなると肩が前に丸まるような猫背姿勢になるので、良い姿勢維持に欠かせない筋肉です。
- 脊柱起立筋群
-
腸肋筋、最長筋、棘筋の総称で、重力に抗する抗重力筋に分類されます。
動画でエクササイズをご紹介
まとめ
背中は動かしていないからたるむことが多いですので、積極的に動かしていきましょう。1日数分でも少しずつあtルミは解消していきます。