「プランクは顔はどこを向けばいいのかわからない」と迷っていませんか?それは「頭からかかとまで一直線になるように」や「顔は正面もしくは斜め前を見る」と説明されていることが多いからです。「前を見ると一直線にならないし、一直線にすると前を向けない。顔はどこに向けていいのかわからない」こういう人は多いと思います。この記事ではプランクでの正しい顔の向きについて解説します。
プランクの時どこを見ればいいのか
プランクで最も多い間違いは「顔の向き」です。顔を上げて正面や斜め前を見て行っている人が多いですが、正しい顔の向きは真っ直ぐ下を見ることです。プランクのやり方の紹介でも「顔は前を見る、斜め前を見る」といった説明も見られますが、正しくは真っ直ぐ下を見るのが正しいフォームですので注意してください。
間違った顔の向き
最も多いのは次の2つです。
正面を向いている
顔を上げてしまうと上部頸椎が過度に屈曲し、スマホ首や頭が前に出ている悪姿勢を助長させてしまう恐れがあります。
頭が下がっている
頭が下がってしまっている姿勢もよくあります。
正しい顔の向き
プランク時の顔の向きは真っ直ぐ下を見ることです。あごが約90度で後頭部で天井を押すようにして体幹部の上に頭が来るようにしてください。プランクで重要なのは下部頸椎周囲の筋肉を鍛えることです。対して上部頸椎は適切な筋肉の長さを保ち、過度に収縮しないようにします。そうすることでスマホ首といった頭が前に出ている悪姿勢が改善されていくのです。
【顔の向きについての解説動画】
顔を上げるプランクのデメリット・悪影響
顔を上げたプランクを行うと、上部頸椎が過度に緊張しスマホ首などの悪姿勢を助長させてしまいます。顔を上げたプランクは上部頸椎が過度に緊張し、ますますあごが上がりやすいを姿勢になってしまいます。反対に下部頸椎周囲の筋肉は強化されないので、普段の頭が前に出ている姿勢は改善されません。
スマホ首などの頭が前に出ている姿勢を改善するためには上部頸椎周囲の筋肉の緊張を緩め、下部頸椎周囲の筋群を強化することなのですが、顔を上げたプランクはこれと逆のことをしてしまっているので、より悪化してしまうのです。
プランクの正しいフォームを作るコツ
普段のパーソナルトレーニングの一部を動画でご紹介します。
パーソナルトレーニングのご案内
専門的な体幹のパーソナルトレーニングを受けてみたいという人はまずは初回体験をお申し込みください。